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『FPビジネスは楽しい!』 2012/10/31

 

いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。
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     『FPビジネスは楽しい!』       2012/10/31

 

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こんにちは、私はファイナンシャル・プランナーの有田敬三です。
中小企業や個人の方へのコンサルティング、セミナーや大学教育での講師など
様々なFPビジネスを行っています。
今後ともよろしくお願いします。


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◆ FPビジネスのレベルアップ 【 日本再生戦略における金融施策への期待 】
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 今年7月31日に閣議決定された「日本再生戦略」における金融戦略の施策は、暮らし

 

の経済や企業経営のあり方に大きな影響を持っています。

 

そこで、金融戦略の重点施策4項目の内、喫緊の課題である(A) 金融資産の形成支

 

援を通じた成長マネーの供給、(B)円滑化法終了もふまえた中小企業支援のポイント

 

をまとめてみました。

 

(A)金融資産の形成支援を通じた成長マネーの供給

 

1.確定拠出年金の普及・拡充

 

  自助努力を促進する年金制度として導入後10年経つが、未だ5.9兆円にとどまり、

 

  制度の改善を具体化する。

 

2.日本版ISA(個人貯蓄口座)の導入

 

  上場株式等の配当・譲渡所得等の10%軽減税率が20%に戻る14年1月から、

 

  毎年100万円までの上場株式・投資信託に係る非課税措置が導入予定。

 

3.教育資金を通じた世代間の資産移転の促進

 

  金融資産が高齢世代に偏在していること、子どもの教育費負担が子育て世代に

 

  とって重荷になっていることに対処するもの。

 

4.ふるさと投資(地域活性化小口投資)プラットフォームの構築

 

  地域における酒蔵などの伝統産業や女性・若者の起業支援などを対象にした小口

 

  の投資ファンドへの投資を促すための財政上の支援措置や税制上の優遇措置など

 

  を具体化する。

 

5.休眠預金の活用

 

  国家戦略担当相の下に、「休眠預金の活用にかかる意見交換会」を設け、既に

 

  議論が進んでいる。

 

6.Jリート市場の活性化、不動産金融の円滑化

 

  資産デフレからの脱却には、取引規模の大きい不動産投資市場の活性化が不可欠

 

  で、そのための法改正やパートナーシップ税制などの環境整備を行う。


(B)円滑化法終了もふまえた中小企業支援

 

1.金融円滑化法からの円滑な移行に向けた体制整備

 

  円滑化法の期限到来にあたり、中小企業の経営改善・事業再生を円滑に行うため

 

  の施策作りを行うが、今のところ具体的なものがない。

 

2.個人保証制度の見直し

 

  銀行が求める経営者本人や第三者保証が起業・創業を委縮させる要因だとの指摘

 

  から、金融機関との間の取り決めに違反した場合のみ保証責任を負う停止条件付

 

  個人保証契約などが検討されている。


金融資本市場の活性化は、実体経済を支えるために不可欠で、特に来年3月に期限

 

が到来する金融円滑化法の代案が明確に示されない限り、実体経済への打撃は大き

 

く、「日本再生戦略」の実行力に期待したいものです。

 

                        ファイナンシャル・プランナー 有田敬三

  

 

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