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『FPビジネスは楽しい!』 2013/7/1

 

いつもメールマガジンをお読みいただき、ありがとうございます。

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     『FPビジネスは楽しい!』       2013/7/1

 

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こんにちは、私はファイナンシャル・プランナーの有田敬三です。

中小企業や個人の方へのコンサルティング、セミナーや大学教育での講師など

様々なFPビジネスを行っています。

今後ともよろしくお願いします。

 

 

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◆ FPビジネスのレベルアップ 

     【 日本銀行副総裁 岩田氏に学んで欲しいチャレンジ精神 】

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 太平洋横断中のニュースキャスター、辛坊治郎さんらが乗った小型ヨットの遭難事故

 

のニュースが全国を駆け巡った。無事に救助されてよかった。過日の三浦雄一郎さんの

 

エベレスト登頂の成功と明暗は分かれたが自然に対する冒険心、チャレンジ精神は

 

すばらしい。これからもチャレンジを続けてほしいとエールを送りたい。

 

 ところで、辛坊さんを辛辣に批評した経済本を何度も読み直してきた。その本は、現在

 

日本銀行副総裁の岩田規久男氏の「経済学的思考のすすめ」(筑摩書房刊)だ。厳しい

 

批評の対象になったのは、辛坊治郎・辛坊正記著「日本経済の真実―ある日、この国は

 

破産します」(幻冬舎刊)だった。

 

 岩田氏の思いは書の書き出しからもうかがえる。「日本では、経済学の専門家でない人

 

の経済本がよく読まれ、そうした人たちのテレビでの経済解説も盛んである。」「この当該

 

分野の専門家でない人が盛んに議論し、その議論が少なからぬ数の人の支持を得る

 

という現象は、物理学などの自然科学や、法律、会計、税務などの分野では見られない

 

経済特有の現象である」「ただ間違いが多く、本書はこうした状況に警告を発すると

 

ともに、経済学の思考法と経済学の専門家でない人の思考法を比較しながら、経済を

 

正しく理解するための経済学的思考法とはどういうものかを明らかにする」・・・等々と、

 

経済学の専門家でない人が書いた経済本の代表として辛坊氏等の著書が取り上げ

 

られている。

 

 岩田氏の批評は、一言で言えば面白い。岩田氏の論点整理はすべて岩田氏に軍配が

 

あがるといってよい。ただ市井の読者は、書店の経済本コーナーを見る限り、経済学の

 

専門家ではない人の本を手にとることが多いようだ。コツコツと研究成果を積み上げ、

 

経済学的思考法を身に付けた人、例えば岩田氏の著書が失礼ながらベストセラーとして

 

読まれないのは何故か、日本銀行副総裁の立場での研究課題があるのではないか。

 

 日本の金融政策の要にいる立場から広く国民に経済学的思考法にもとづくアベノミクス

 

の展望を語ってもらいたい。それが岩田氏が経済学者として、金融政策の中枢にいる

 

立場としてチャレンジすべき課題ではないでしょうか。全国を駆け巡るニュースをぜひ期待

 

したいものです。


                              ファイナンシャル・プランナー 有田敬三

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