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『FPビジネスは楽しい!』 2012/06/13

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     『FPビジネスは楽しい!』       2012/6/13

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こんにちは、私はファイナンシャル・プランナーの有田敬三です。
中小企業や個人の方へのコンサルティング、セミナーや大学教育での講師など
様々なFPビジネスを行っています。
今後ともよろしくお願いします。


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   ◆ FPビジネスのレベルアップ  【 花は根に帰る、鳥は古巣に帰る 】
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 このタイトルの意味は、咲いた花はその木の根元に散って木の肥やしとなり、空

を飛ぶ鳥も最後は巣に帰る、つまり、ものごとは皆その根源に帰るものだということ。

近年、農村地帯をFPセミナーとか相談会などで巡回していると、高齢者の人たち

から妙な話を耳にすることが多くなってきた。たとえば、「この山や農地、必要だ

ったらタダで差し上げますよ」といった類で、その真意は、子どもたちは都会に出

てしまい、自分たちも高齢で耕せないという実情からのものだ。

「お爺さんは山へ柴刈りに…」は誰れもが一度は耳にした昔話だが、今はその様な

光景を想像すらできない。それが今風になった原点は、昭和30年頃からの化学肥料

や石油燃料の普及にある。それまでは農地農村周辺の森林、つまり里山が農地の地力

を維持する役割を担っていた。落葉や下草が養分になるだけでなく、里山から採られ

た薪や柴は、農家のいろりやかまどで燃えて、燃えた後の木灰は農地に施肥されるの

が日常だった。いろりやかまどは肥料生産の場でもあったわけで、「かまどの下の灰

まで俺の物」と言ったりしたのは、木灰が大切な財産だった時代を表わしたものだっ

た。また、灰を撒いて花を咲かせる花咲爺さんも施肥の物語として理解できるし、お

婆さんが川に洗濯に行くのも、山から流れてくる清浄な水と人々の付合いの日常の姿

だったといえる。

こうした昔話にある自然の循環を日本列島すべての地域で取り戻すことは困難だが、

少なくとも自然循環の機能がどのレベルにあるかは常に知りたいものである。自然

に生かされて私たちの暮らしがあるのだから、震災で汚染された地域の復興には、

何百年、何千年の計画で「昔話」の風土を取り戻したいものである。

後世のための社会実験として、ぜひ取組むべき復興計画の一つとして提言したい。


                       ファイナンシャル・プランナー 有田敬三


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